肌に良いビタミンを鍼灸師が東洋医学の視点も交えて解説。私自身が過去に使っていた化粧水の話。

健康

こんにちは、鍼灸師のRyosukeです。

数年前、日焼け対策を怠ってできてしまったシミが気になり、ドラッグストアでシミ対策に特化した化粧水を買って毎晩使っていた時期があります。ビタミンC配合の化粧水で、コットンにたっぷり含ませて気になる部分に重ね塗りしていたのを覚えています。使い始めて1年ほどすると、肌のトーンが少し明るくなったように感じ、「ビタミンCってやっぱりすごいんだな」と実感したのがきっかけで、肌とビタミンの関係に興味を持つようになりました。

外から塗るケアも大切ですが、鍼灸師として体を診ていく中で感じるのは、肌は内側から作られているものでもあるというとこです。今回は、肌に良いとされる代表的なビタミンについて西洋医学的な働きと、東洋医学的な視点の両方からお話しします。

ビタミンC

紫外線ダメージによって作られるメラニンの生成を抑える働きがあり、シミ・そばかす対策の定番として知られています。また、肌のハリを保つコラーゲンの生成をサポートする役割もあります。

私がビタミンCの化粧水を使っていたのも、まさにこのビタミンCの働きを期待してのことでした。外用として塗るケアに加えて、食事からもビタミンCを補うことで、より効果を実感しやすくなります。柑橘類、キウイ、パプリカ、ブロッコリーなどに多く含まれています。

ビタミンAレチノール

皮膚の新陳代謝(ターンオーバー)を促す働きがあり、肌のハリや質感を整えるサポートをします。化粧品にも「レチノール配合」として使われることが多い成分です。うなぎ、レバー、ニンジン、カボチャなどに多く含まれています。

ビタミンE

抗酸化作用があり、肌の老化の原因となる活性酸素の働きを抑えるとされています。血流を促す働きもあり、ビタミンCと一緒に摂ることで相乗効果が期待できると言われています。アーモンドなどのナッツ類、アボカド、カボチャなどに多く含まれています。

ビタミンB群

皮膚や粘膜の健康維持に関わるビタミンです。不足すると肌荒れや口内炎が起こりやすくなることが知られています。特にビタミンB2・B6は「美容ビタミンとも呼ばれ、皮脂バランスを整える働きがあるとされています。豚肉、卵、納豆、バナナなどに多く含まれています。

ビタミンD

紫外線を浴びることで体内でも作られますが、食事からの摂取も大切です。肌のバリア機能や免疫機能に関わっているとされ、近年注目が高まっているビタミンの一つです。私は自転車で通勤することで活性化ビタミンDの生成のサポートをしています。鮭やきのこ類などに多く含まれています。

東洋医学では「ビタミン」という概念自体はありませんが、肌の状態を体全体の巡りから捉えるという点で、通じるところが多くあります。

肺は皮毛を主る

東洋医学では、肌や体毛は「肺(はい)の働きと深く関わっているとされています。肺の機能が高まっていると、皮膚に潤いとハリが生まれ、逆に肺の機能が弱ると乾燥やくすみ、肌荒れとして現れやすいと考えられています。

気血と肌の関係

肌は「気血(きけつ)」によって栄養され、艶やハリが保たれると考えられています。気血が不足する「気血両虚」の状態では、顔色が白っぽくなる、肌にハリがなくなるといった変化が現れやすく、これは西洋医学でいうビタミンやタンパク質などの栄養不足による肌トラブルと、通じる部分があります。

脾胃の働き

そもそも気血を作り出すのは「脾胃(ひい)、つまり消化器系の働きです。どれだけ良いビタミンを摂っても、脾胃の働きが弱っていると、それを気血に変換して肌まで届けることができません。東洋医学の視点では、単に栄養素を摂るだけでなく、それを消化吸収し、巡らせる体の機能そのものを整えることが、美肌への近道を考えられています。

私自身、ビタミンCを多く含んだ化粧水で肌の変化を実感した経験がありますが、振り返ってみると、当時は食生活が乱れがちで、脾胃の働きが万全とは言えない時期でもありました。外側からのケアと合わせて、もう少し食事にも気を配っていれば、効果の実感はさらに違っていたかもしれません。

外側からのケア

化粧水や美容液などで直接肌に成分を届ける。最近私は、肌にニキビができているので鎮静作用の高い化粧水を使っています。

内側からのケア

食事からビタミンをバランスよく摂り、脾胃の働きを整えることで、全身から肌に栄養を巡らせる。最近はサプリメントも充実しているので、なかなか食事で補えない場合はサプリメントに頼るのも方法の一つです。

どちらか一方ではなく、両方を意識することが、肌にとって理想的なアプローチだと感じています。

・特定のビタミンだけを偏って摂るのではなく、バランスよく食事から摂ることを基本にする。

・冷たいものの摂りすぎを控え、脾胃に負担をかけすぎない。

睡眠不足やストレスは気血を消耗させやすいため、生活リズムも合わせて整える。

紫外線対策も、シミ予防の観点で欠かせません。以前の記事はこちら↓

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ビタミンCを多く含んでる化粧水を使っていた頃の私は、外側からのケアばかりに意識が向いていましたが、今振り返ると、肌は体全体の状態を映す鏡のようなものだと感じます。ビタミンを上手に取り入れることはもちろん大切ですが、それを活かすための巡りの良い体を整えることも、同じくらい大切なのではないでしょうか。

肌の悩みが気になる方は、スキンケアの見直しと合わせて、食事や体の内側にも目を向けてみてください。

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