がんは予防できる部分がある。鍼灸師が伝える生活習慣と健康診断の大切さ

健康

こんにちは、鍼灸師のRyosukeです。

がんと聞くと、運が悪ければなる病気というイメージを持たれる方も多いかもしれません。しかし実際には、生活習慣によってリスクを下げられる部分があること、そして早期発見によって治療の選択肢や予後が大きく変わることが、多くの研究でわかっています。

鍼灸師という立場上、がんそのものを治療することはできませんが、日々の患者さんの体と向き合う中で、生活習慣の積み重ねが体に与える影響の大きさを実感しています。今回は、がん予防のために知っておきたい生活習慣と、健康診断の重要性についてお話しします。

がんのリスクを下げるためにできること

国立がん研究センターなどの研究機関では、生活習慣とがんリスクの関係について、長年にわたる調査が行われています。その中で、リスクを下げる可能性が高いとされている習慣がいくつか挙げられています。

禁煙

喫煙は、肺がんをはじめ、多くの部位のがんリスクを高める最も明確な要因の一つとされています。禁煙は年齢を問わず、はじめた時点からリスクを下げる効果が期待できるとされています。実は私自身も20代前半に喫煙していましたが結婚を機に辞めました。その時は周んりの人に宣言したりすることで、辞めないといけない状況を作って辞めることに成功しました。

節度ある飲酒

過度な飲酒は、肝臓がんや食道がんなどの複数のがんとの関連が指摘されています。「飲むなら適量を守る」という意識が大切です。私は子供が生まれてからお酒を飲むことを抑えて、飲み会なども年に一度あるぐらいなので、その時に少し飲むぐらいです。

バランスの良い食事

野菜や果物を積極的に摂り、塩分の摂りすぎや、加工肉・赤肉の過剰摂取を控えることが推奨されています。また、熱すぎる飲食物を習慣的に摂ることも、食道への負担という観点から注意が必要とされています。食道がんは生活習慣に加えて寒い地域は熱い飲食物を摂る傾向にあるのでその影響も考えられます。

適度な運動や基礎体温の保持

定期的な運動習慣は、肥満の予防だけでなく、一部のがんのリスクを下げる可能性があるとされています。私自身は自転車通勤にして1日30分ほど漕いでいます。あと、子供と一緒に公園に行って走り回っています。また、がん細胞が好む体温は35℃の低体温で活発に働く傾向があります。なので基礎代謝や体温を保つことが重要だと考えます。

適性体重の維持

肥満は、複数のがんのリスク要因として指摘されています。極端なダイエットではなく、長期的に無理のない体重管理を心がけることが大切です。私も過去にダイエットをしたことはありますが、65kgだったのが3ヶ月で62kgぐらいにすることができました。体質の問題、筋肉量もあったりするので、体重だけを参考にするのには注意が必要です。

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感染対策

肝炎ウイルスやピロリ菌、ヒトパピローマウイルス(HPV)など、特定の感性症ががんのリスクと関連していることがわかっています。ワクチンや検査、除菌治療など、感染対策も予防の重要な一部です。手洗いうがい、消毒など生活習慣の中で対策することも大切です。

健康診断・がん診断がなぜ需要なのか

生活習慣の改善と並んで、あるいはそれ以上に重要とされているのが、定期的な健康診断とがん検診です。

早期発見が予後を大きく左右する

多くのがんは、早期の段階では自覚症状がほとんどありません。症状が出てから受診した場合、すでに進行していることも少なくありません。定期的な検診によって症状が出る前に発見できれば、治療の選択肢げ広がり、体への負担が少ない治療で済む可能性も高まります。

代表的ながん検診

日本では、以下のようながん検診が推奨されています(対象年齢や頻度は自治体、医療機関の案内に従ってください)。

・胃がん検診:胃部エックス線検査または胃内視鏡検査

・大腸がん検診:便潜血検査

・肺がん検診:胸部エックス線検査(喫煙歴のある方は喀痰細胞診も)

・乳がん検診:マンモグラフィー(視触診と併用されることもある)

・子宮頸がん検診:細胞診

自覚症状がないからといって検診を先延ばしせず、定期的に受けることが、がんに限らず多くの病気の早期発見につながります。

東洋医学における「未病(みびょう)」の考え方

東洋医学には「治未病(ちみびょう)」という考え方があります。これは病気が発症する前の段階、すなわち未病の状態で整えることが最も大切であるという思想です。

がんそのものを東洋医学で治療することはできませんが、体の状態を日頃から整え、体を守る力である「正気(せいき)」を保っておくことは、体全体の回復力や、治療を乗り越える体力を支える土台になると考えられています。鍼灸は、こうした体全体のコンディションを整えるサポートとして活用できるものであり、検診や医療での早期発見に取って代わるものではないという点は、はっきりお伝えしておきたいと思います。

日常生活で意識したいこと

・禁煙、節度のある飲酒を心がける

・バランスの良い食事、適正体重の維持を意識する

・適度な運動習慣を持つ

・感染症の検査やワクチンについて、かかりつけ医に相談する

・年に一度は健康診断、がん検診を受ける

・気になる症状がある場合は、検診の時期を待たずに早めに医療機関を受診する

まとめ

がんは誰にでも起こりうる病気である一方、生活習慣によってリスクを下げれる部分があること、そして早期発見によって大きく状況が変わることも、確かな事実です。まだ自分は大丈夫」と先延ばしにせず、定期的な健康診断やがん検診を、生活の中の当たり前の習慣として取り入れていただければと思います。

日々の体調管理や養生のサポートとして、鍼灸を上手に取り入れながら、医療機関での検診と両輪で、ご自身の体と向き合っていただければ幸いです。

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