急な立ちくらみに悩んでいませんか?プロが教える「貧血」のタイプと予防策

健康

こんにちは、鍼灸師のRyosukeです。

本日は経験したことがある人もいるかもしれない、「立ちくらみ」について書いていこうと思います。椅子から立ち上がった瞬間や、寝起き感じるあのクラっとする感覚です。

私自身も子供を抱えて立ち上がった時や、床に落ちたものを拾って立ち上がった時にクラっとした経験があります。立ちくらみの原因として多く挙げられている貧血について今回は詳しく書いていきます。

立ちくらみ🟰貧血ではない

まず知っておいていただきたいのは、立ちくらみの原因は貧血だけではないということです。急に立ち上がった時に血圧の調整が追いつかず、脳への血流が一時的に不足して起きる起立性低血圧が原因のケースも少なくありません。

貧血と起立性低血圧は症状が似ていますが、貧血血液検査でヘモグロビン値を調べることで判断でき、起立性低血圧は横になった状態と立ち上がった直後の血圧の変化を見ることで判断されます。(医療機関では「シェロング試験」と呼ばれる検査が行われることもあります。)

自己判断で区別するのは難しいため、立ちくらみが頻繁に起こる場合は、一度内科などで血液検査を受けてみることをおすすめします。ここからは、貧血について詳しく解説していきます。

貧血とは?

まず初めに貧血とは何かというところから書いていきます。

主に貧血は3種類ありそれぞれ原因が異なります。

小球性貧血(鉄欠乏性貧血、鉄芽球性貧血)

赤血球やヘモグロビンを作るための「鉄」が不足することで起こるタイプです。

その中でも、鉄欠乏性貧血は最も一般的で特に女性に多い種類になります。

なぜ女性に多いかと言うと月経過多やダイエット、が原因になることがあります。

私の奥さんも貧血を持っていて病院での検査でもよく貧血の診断を受けていましたが鉄を取りなさいと絶対に言われるそうです。

大球性貧血(巨赤芽性貧血、骨髄異形成症候群)

赤血球を作る為に必要なビタミンB12や葉酸が不足したり、細胞の遺伝子に異常が出てしまうのが原因で起こる貧血のタイプです。

ビタミンB12、葉酸は体内で生成することができないので食べ物から摂取する必要があります。

正球性貧血(再生不良性貧血、溶血性貧血)

赤血球の大きさには問題はないが作られる量が少なかったり、破壊されることが原因で起こる貧血のタイプです。

血液の元を作る骨髄の働きが低下して赤血球だけでなく白血球も作られなくなったり、赤血球が寿命より早く破壊されたりします。

生活習慣で予防できる貧血

上記の貧血の中で予防ができる貧血は鉄欠乏性貧血、大球性貧血に分類される巨赤芽性貧血です。

鉄欠乏性貧血は体内の鉄分の不足により酸素を運ぶヘモグロビンが減少して全身が酸素不足になる症状です。

なので食事などで鉄を摂る必要がありますが鉄にも種類があります。

ヘム鉄(動物性):鉄の吸収率が高く約15〜25%ほどあります。

豚レバー、豚モモ、カツオ、イワシに多く含まれています。

非ヘム鉄(植物性):鉄の吸収率は悪いがビタミンCと摂取すると吸収率がアップする。

小松菜、ほうれん草、納豆、豆腐に含まれています。

ビタミンCが豊富な食材はトマト、じゃがいも、ブロッコリーなので非ヘム鉄の食材と合わせると吸収率が上がるので相性抜群です。

私の奥さんが妊娠中に貧血だから鉄分を多く摂るように言われたのでほうれん草とじゃがいもの炒め物を作って食べたりしていました。

足りない部分は医師の指導の元、サプリメントや処方される薬を飲んで、数値をコントロールしながら最終的には食事をメインに体調を維持できるようになりました。

※個人の経過であり、効果を保証するものではありません。

大球性貧血の中でも巨赤芽性貧血もビタミンB12、葉酸の不足によっって起こる貧血なので食事でカバーすることができます。

ビタミンB12は前述のヘム鉄、非ヘム鉄を含んでいるレバー類、アサリ、しじみなどの貝類卵、チーズに多く含まれています。

葉酸は水に溶けやすく、熱に弱いのでサラダなどの生で食べる方が効率よく摂取できます。

ほうれん草、ブロッコリー、枝豆、納豆に多く含まれています。

妊娠中は特に葉酸が不足すると産婦人科の先生に言われたので奥さんの好きなブロッコリーとベーコンの炒め物をよく作っていました。

ツボでのアプローチ

私が整骨院で貧血の患者さんに対してよく使うツボを今回は1つ紹介します。

血海(けっかい)

東洋医学において血の巡り、婦人科系のバランスを整える際によく意識されるツボです。

場所は膝のお皿の内側から指3本分上に上がったところにあります。

私は臨床の中で他の胃腸を整えるツボと組み合わせて血海に鍼やお灸をしていきます。

患者さんからの感想でスッキリしやすくなったなどと喜ばれることがあります。

今回は一般的な貧血の知識について書いてきましたが立ちくらみの背景には他の疾患が隠れている場合があります。自己判断せず体調が優れなかったり、不調が続くようでしたらお近くの内科、循環器内科を受診して医師の診察を受けて判断をしてもらってください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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