美容鍼とボトックスの違いとは?効果・持続期間・痛み・料金を徹底比較

美容

こんにちは、鍼灸師のRyosukeです。

最近、院に来られる患者さんに「ボトックスと美容鍼と何が違うの?」と問い合わせが多いので今回は美容鍼とボトックス、どちらを選ぶべきか効果の仕組みと持続期間、痛み、料金を比較して向いている人の違いを鍼灸師としての視点も交えて徹底比較していきます。

美容鍼とボトックスどちらも針を使う美容メニューという共通点はあるものの、その仕組みも効果も向いている悩みも全く異なります。

本記事は一般的な情報提供を目的としており、効果・料金・持続期間には個人差があります。施術を検討される際は、必ず医師または資格を持つ施術者によるカウンセリングを受けてください。

先に結論からお伝えすると、両者の1番大きな違いは「筋肉を動かすか、止めるか」という点にあります。表情によってできる深いシワを一時的に抑えたいならボトックス肌全体のハリ、血色、たるみ感を底上げしたいなら美容鍼という大きな棲み分けがあります。

美容鍼

東洋医学の鍼治療をベースにした美容施術です。顔の特定のツボや筋肉に極細の鍼を刺すことで、以下のような反応を体の中から引き出すとされています。

微細な傷による自然治癒力反応:鍼を刺したところに微小な傷ができ、それを修復しようとする過程でコラーゲンやエラスチンの生成が促される。

血流、リンパの流れの促進:顔の血色改善やむくみの軽減につながる。

表情筋への直接アプローチ:筋肉のコリをほぐし、強張りによる「たるみ見え」を軽減する。

即効性よりも複数回の施術を重ねるのとでの「体質改善的なアプローチ」に近いのが特徴です。

ボトックス(ボツリヌストキシン製剤)

注射によって特定の表情筋の動きを一時的に弱める施術です。神経から筋肉への伝達をブロックすることで、筋肉の過剰な収縮を抑えます。主な適用部位と効果

眉間・額の横じわ:表情の動きによってできる表情ジワを目立たなくするようにする。

目尻の小ジワ:笑った時にできる細かいシワの軽減。

エラ(咬筋):噛む筋肉の緊張を緩め、フェイスラインをスッキリ見せる。

筋肉の動きそのものを抑えるため「動きグセ」によってできる表情ジワなどのアプローチに近いのが特徴です。

ボトックスの効果は一般的に約3〜6ヶ月で徐々に薄れていくとされています。筋肉の動きが少しずつ戻るため、効果を維持したい場合は定期的な施術が必要です。

美容鍼はそもそも「筋肉を止める」施術ではないため、ボトックスのような明確な効果切れの概念とは少し異なります。1回の施術直後は肌ツヤ、血色感を実感しやすいものの、持続的な変化を目指す場合は週1回〜月1回程度の継続施術が推奨されることが多いです。

どちらも針を使う施術のため、多少のチクッとした痛みは共通しています。ただし感じ方には違いがあります。

美容鍼:使用する鍼が非常に細いため、痛みは比較的少なめと感じる方が多い傾向です。ですが、稀に施術部位に内出血のリスクがやや高まります。(体質や施術する場所によって変わります。)

ボトックス:注射針を使用するため、部位によってはチクッとした痛みを感じやすいです。眉間や額など血管が集まる部位では内出血のリスクがやや高まります。

いずれも施術者の技術によって痛みの感じ方は変わるため、事前に不安な点は施術者にしっかり相談することが大切です。

料金はクリニックやサロン、鍼灸院によって幅がありますが、一般的な目安は以下の通りです。(※あくまで目安であり、実際の金額は各院にご確認ください。)

美容鍼:1回あたり数千円〜1万円台程度、回数券やコースなどで継続しやすい価格設定のところも多いです。

ボトックス:部位や単位数によって変動し、1部位あたり1万円〜数万円程度が目安です。

美容鍼は継続することを前提とした価格設定、ボトックスは1回の施術単価がやや高めだが持続期間が長いという違いがあります。

美容鍼:肌のくすみ、血色が悪さが気になり、ハリやたるみが気になる方。リラックス効果やコリ改善も一緒に得て、継続的なメンテナンスで肌質そのものを底上げしたい方に向いています

ボトックス:表情ジワがはっきり気になりエラの張りやフェイスラインのもたつきを短期間で改善したい方。効果をなるべく早く施術回数を少なめに抑えたい方に向いています。

美容鍼とボトックスはアプローチする対象が異なるため併用するケースも少なくありません。例えば表面ジワはボトックスで抑えつつ肌全体のハリや血色は美容鍼で底上げするといった組み合わせ方ができます。

ただし、施術の順番やタイミングはクリニック、サロン、鍼灸院の方針によって異なるため、併用を検討する場合は必ず事前に医師、施術者に相談しましょう。

美容鍼とボトックスはどちらが優れているというものではなく、得意分野が異なる2つの施術です。自分が1番気になっている悩みはどちらのタイプなのかを整理した上で、施術方針をカウンセリングでしっかり相談することで後悔しない選択につながります。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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